Google Home Mini / Nest miniをBluetooth接続してテレビの手元スピーカーを作る


家事をするときに、なんとなくテレビをつけていることはよくあると思います。

ちょっと遠かったり、水回りの家事だと音が聞こえづらくて困ります。

だからといって音量を大きくすると、うるさくなって不快です。

そこで、うちにあるGoogle Home miniで手元スピーカーを作ってみることにしました。



必要なもの


必要なものは、Google Home mini / Nest miniといったAIスピーカーと、

Bluetooth トランスミッターです。

今回は、ゼンハイザー Bluetoothオーディオトランスミッターを使いました。

この機種を選んだ理由は、音途切れがなさそうだからです。

他にも安いものは多くありますが、たいていの機種はバッテリー駆動で省エネモードを入れている影響か、無音と判断すると接続をこまめに切ります。

特に音声転送を中断してから、再び音大きくなった時に音声転送を再開するときの出始めの音が削られる現象に問題があります。

音が小さい → 無音 → 音の出始めで音が削られて再開・・・ といったふうに気になる現象が、静かなシーンでおこるので、結構ストレスになります。

この機種はこの問題は起こりません。



接続


ハード的な接続は簡単です。

テレビの音声を接続して、Bluetoothトランスミッターの電源をUSB電源から接続します。

それぞれケーブルは付属していますが、USB電源は準備が必要です。

あと、音声を光ケーブルで接続する場合は、オーディオソースの切り替えもしておきます。

Bluetoothのペアリングをします。


Bluetoothトランスミッターは初めて電源を入れる時か、ボタンを長押しすると、ペアリングモードになり、LEDが赤と青で点滅します。

その時に、スマホのアプリ Googe Home を使って、Google Home mini / Nest mini を設定します。


アプリでは、ご自身の 「Google Home mini / Nest mini」 をタップします。

右上の「歯車マーク」をタップします。

設定の中の 「デバイスの機能」 の中の「音声」をタップします。

音声の中の「ペア設定されたBluetoothデバイス」をタップします。

「ペア設定モードを有効にする」をタップします。

これでつながります。




Bluetoothの接続/接続解除


いつでもGoogle Home mini / Nest mini からテレビの音声を出したいわけではないと思います。


接続と解除のやり方ですが、次のようにします。

接続する: OK Google Bluetoothの接続ON

接続解除: OK Google Bluetoothの接続OFF


あと、

接続する: OK Google connect
                                 (コネクト)
接続解除: OK Google disconnect
                              (ディスコネクト) 
でもいけます。

なぜか、Bluetoothがなくてもいけますし、日本語的カタカナ発音でもいけます。


もし、Bluetoothトランスミッターの電源をテレビのUSB端子からとっている場合は、テレビをつけるたびに、Home mini / Nest mini とBluetooth接続をしにいってしまいます。

それでは不都合な場合は、Bluetoothトランスミッターの電源は、テレビからとらずに別に準備した方がよさそうです。



使ってみて


使ってみると、残念ながら音声がけっこう遅延します。

テレビから音声を同時に出すとエコーのようです。

テレビから出る音声は、消音して使った方が良いです。


うーん、画面をよく見てしまうと、口と音声がずれるのでつらいかな。


そこで、ちょっとだけ対策です。

テレビを光接続した場合は、光出力のタイミングを微調する機能があると思います。

調整することで若干は改善しますが、まぁ、少しマシになった程度です。

今回使ったBluetoothトランスミッターは、aptXに対応しているのですが、Google Home mini のコーデックがSBCのようなので、これ以上はしかたがないのかもしれません。




さいごに


Google Home miniを、手元スピーカーにすることはできました。

しかし、残念ながら、遅延が大きくて快適とまではいきませんでした。

ただ、もともと、家事をしながらのテレビを流しておきたい程度だったので、その目的は達成できたので良しとします。


テレビの音声を遅延なく聞くには、aptX対応のヘッドフォンやスピーカーと組み合わせて使うべきですね。


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おまけ


使ったものたち




Panasonic Rulo/ルーロを修理する④ 「充電台に帰れない」 迷走して、まっすぐ走れない

PanasonicのRulo/ルーロを使っていますが、使っていると、まっすぐに走らなくなり、壁際をうまく掃除ができなくなりました。

時々、充電台に戻れずに掃除も完了できません。

こんな感じです。


原因


何度か修理に出しました。

センサや、赤外線センサー窓(レンズ)の部分を交換されていました。

主な原因はその赤外線センサー窓の傷のようです。


このルーロは、障害物として壁のように垂直に変化の無いものを想定しているようです。

そのような障害物であれば、バンパーの形からして赤外線センサー窓に傷がつくことはありません。

でも、写真のような障害物があれば、角を曲がるときや、首振り運動をするときに容易に傷を作るようです。




修理


メーカの修理内容からしても、単純にセンサ窓の傷を直せばよさそうです。

あとは、センサー窓に傷がつかないようにすればよいはずです。

いつまでも、修理に出すわけもいかず、使い続けるための対策をしました。


傷ついたセンサー窓の部分はきれいに掃除しました。

あと、コンパウンドで磨いてキズ取りをしています。

このようなのを使いました。



センサー窓(レンズ)のキズ対策


センサー窓を守るために、障害物が当たらないようにガードを付けました。

100均の床キズ防止のフエルトテープを貼り付けました。

不格好ですが、キズがつくよりは良しとしましょう。


さらにもう一つ対策です。

センサー窓をキズがつくたびに磨くのも面倒なので、テープを貼り付けました。

見づらいですが、センサー窓の幅ぐらいのOPPテープを貼り付けてあります。


センサー窓の代わりにテープにキズがつくので、ある程度キズが増えてきたらテープを剥がして貼りなおします。

ちょっと手間ですが、センサー窓を磨くよりははるかに楽です。



さいごに


これらの修理と対策をすることで、ルーロは調子を取り戻し、壁際をキチンと走れるようになりました。

時々のテープ張り直しで調子が良くなるので、もうしばらく使っていけそうです。

良かったです。


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おまけ


使ったものたち

使っているルーロよりも新しいルーロ

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