マウスのホイールがうまく動かない 分解して清掃と修理 (Wireless Mobile Mouse 3500)



マイクロソフトのマウスを使っています。
長く使っているもので、ここのところホイールに引っかかりがあり、うまく動かせません。
無理に回していると、ホイールクリックになったり、誤動作するようになってきました。
そこで修理を試みました。



修理の方針


おそらくホイールの軸受にゴミが詰まっているのでしょう。
分解して、掃除をすることで修理したいと思います。



マウスの分解


まず、マウス底面の三日月型の部分を2箇所剥がします。
剥がすと、ネジが3箇所あるのでそれを外します。
両面テープの部分には、ゴミが付着しないように注意します。

分解には、トルクスドライバーが必要です。
こんなのです。

でも、手持ちになかったので、六角レンチでむりやり回してしまいました。
ネジさえ外れてしまえば、分解できます。



ホイールの軸受チェック


ホイールの軸受を見てみます。
ほとんどホコリの付着もなく、グリースもきれいに残っています。
これでは清掃では直りません。
あてが外れたようです。




ホイールの引っかかりの原因


ホイールの引っ掛かりの原因ですが、ホイールの表面は弾力のあるゴムのようなもので覆われています。

表面がボコボコになっています。
おそらく、汗を吸って、膨れてしまったようです。
その膨れたホイールがケースに干渉して、動きが悪くなっているようです。
そのような状態なので、無理に回すと、時々、引っかりで反発してクリックしてしまっていたようです。



ホイールの修理


原因がわかってしまえばその対策です。
ホイルがケースに干渉している部分を削ります。

使ったのは棒ヤスリです。
当たってそうな場所を削っていきます。
こんなやつを使いました。
削ったらケースを戻して、ホイールの周り具合を確認してみます。
適当に削っていたのでは一向に良くなってくれませんでした。

もうちょっと真面目にやります。
どこがあたっているのか、細く切った紙を差し込んで狭いところを確認してから削っていきます。

結構削りました。


削っては確かめ、削っては確かめていくと、嘘のようにスムーズに廻るようになりました。

あとは組み立てて修理完了です。


削るのが嫌なら、ゴムを剥がす手もあります。

機種が違うので、同じ結果になるかはわかりませんが、下記参考まで。

マウスのベタベタのゴムを剥がす



最後に


原因予想はハズレましたが、修理することができました。
もうしばらく使っていけそうです。

良かったです。


おまけ


使ったモノたち




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