Xperiaのタッチパネルを修理する2 Xperia A4 (Xperia Z3 compactもどき)

Xperia A4のパネルの修理をしました。



今更ですが、Xperia Z3 compact を入手しようとしたのですが、古い機種にもかかわらず、中古でもまだ高い気がします。

それに対して、Xperia A4は、中身は全く同じなのに、だいぶ安いです。

あるとき、タッチパネルの割れたXperia A4を安く入手できました。
タッチパネル替えれば、また使えるのだろうと考えて入手したのですが、タッチパネルだけを交換するのは素人には至難の業のようです。

なぜなら、LCDとタッチパネルの分離は専用の器具で加熱して接着剤を溶かす必要がありますし、組み立ても、LCDとタッチパネルをUV硬化接着剤で接着しなければなりません。

素直にLCD+タッチパネルのセットで入手して、交換をしてみました。


部材の準備


部材は、以下のものをeBayで入手しました。

LCD+タッチパネルのセット eBayリンク 約2000円ぐらい。


工具類 前回のM2の修理と同じです
・ヒートガン
 家のドライヤーで代用することにしました。

・スマホ分解用の工具一式
 ・吸盤
 ・ギターのピックのようなもの
 ・こじ開け用のレバー
 ・精密ドライバー

これらもeBayで入手しました。
 eBayリンク 2ドル(送料込み)しなかったと思います。

・ピンセット
 手持ちのものを使いました。

・両面テープ
 eBayで入手しました。
 今回は、専用のものを購入しました。
 eBayリンク 200円ぐらい(送料込み)だと思います。
A4の場合は、裏蓋用は使えませんね。

eBayは送料無料の場合は、届くまでかなりかかります。
気長に待ちます。

そして、部品と工具が揃ったら修理開始です。


修理の方法


また、YoutubeのXpreria Z3 Compactの動画を参考にして交換しました。
A4は、裏蓋がプラスチックのため、裏蓋は温めていません。


修理の失敗


実は一度失敗しています。
フラットケーブルの取り回しに手こずっていると、そのフラットケーブルが断線したようで、画面は縦筋が入り、見るに耐えない状態になってしましいました。

二度目のチャレンジです。
最初の失敗から、部材はSONYオリジナルと同じ物を選んだのですが、送られてきたものは、写真とは違うコンパチ品でした。
 オリジナル

 eBay購入品
eBay購入品

わざわざホワイトを諦めてブラックを購入したのにがっかりです。

でもeBayでは時々あります。

ただし、写真と違うと文句を言ってみると、一部または全額返金になることが多いです。
英語でやり取りは必要ですが、Google先生がいるのでなんとかなります。

部材が揃えば、動画を見ながら地道に作業を進めて完成しました。



両面テープの剥がれ


修理が完了して、正常に動作もして喜んでました。
が、しばらく使っていると、パネルが端から剥がれてしまいました...。
専用の両面テープを買ったのに...。

両面テープの貼り方が悪かったのかと思い、再びチャレンジしましたが、同じ結果。
スマホを横から観察してみると、パネルの上部と、下部はフレームの縁よりもパネルが下となり、フレームに密着しているようなのですが、中央付近はパネルの縁よりも上になっていて、無理に貼り付けているのでガラスのパネルが湾曲しています。

ガラスのパネルが曲がっている状態を無理やり両面テープで接着しようとしていたようです。さすがに両面テープも剥がれてしまうようです。

原因はバックライトのユニットが厚いためなのか、本体に触れているようです。
パーツを替えたいところですが、すでに2枚めのパネルですし、修理にこれ以上の費用をかけるのは意味がありません。
そこで、両面テープを厚いものに変えて、バックライトユニットと本体の接触を弱めて対応することにしました。


強力両面テープ


これが、厚めの両面テープです。

ラジコンのサーボを固定するもので、粘着力に困ったときに使っています。
接着力、耐久性には絶大な信頼を寄せています。
これを使って組み立てました。



再度組み立て


再度組み立てです。

接着力は流石で、位置がずれたときの貼り直しに苦労したほどです。

問題は、厚すぎて、タッチパネルの上面が、プラスチックフレームよりも、上部になるため、上部になにか当たるときは、フレームよりも先にタッチパネルが当たることですかね。


これで画面の修理は完了です。

SDスロットカバー


あと、SDスロットのカバーが無くなっていました。
A4用のカバーはとてもお高いので、Xperia Z3 Compact 用を購入しました。
使えると思ったのですが、難ありです。

本体との取り付けのヒモ状の部分は太さが違います。
ピンみたいなのも位置が違います。
それ以前に、色も違います。

今回は、気兼ねなく使えるスマホを考えていたので、見た目の美しさを求めていません。
ついていればよいということで、ピンを削り、穴を広げて、無理やりつけました。
取り付けも無理やりですし、上側は隙間が空いてます。
でも、蓋にはなりました。
ただ、充電のたびに開け閉めしたくないので、マグネット充電接点で充電することにしました。


最後に


見た目はあれですが、とりあえず使えるスマホができました。
手こずりましたが面白かったので良しとします。

 おまけ


使ったモノたち Amazonでも買えます。

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