Xperiaのタッチパネルを修理する Xperia M2



スマホはアスファルトに落とすと一発のようです。
見事な割れっぷりです。

さて、このスマホ知人のものなのですが。Xperia のグローバルモデルなので、修理を受けてくれるところは限られています。
もし、修理してくれたとしても結構なお金がかかりそうです。
古いものですし、買い替えたほうが良いかもしれません。

ならば、もうダメ元で修理して見るのもよいのでは? ということで試してみました。


修理方法


そうは言っても、修理方法がさっぱり分かりません。
しかし、探してみると、あっさり見つかりました。
さすがはグローバルモデル。外人さんがタッチパネルの修理動画をアップしてくれています。

この情報をもとに、必要なものを集めていきます。


パーツの準備 タッチパネル


修理に必要なものは、壊れたタッチパネルと、両面テープ、工具類になります。
一つ一つ探していきます。

タッチパネル
amazon.comで見つけました。
日本のamazonと同じ感じで購入できます。
値段はそれほど安くないですが、その分輸送時間が短いものも多いです。あとは、なんとなく安心感がありました。
買ったときは18ドルぐらいでした。

実はこのスマホ、二度タッチパネルを交換しています。
二度目は、タッチパネルはeBayで購入しました。

例えば↓

こちらは、送料込みで信じられないような安さで手に入ります。
私が買ったときは、2.19ポンド (343円 送料込み)。意味不明な安さです。
ただし、輸送時間が信じられないくらい長いことが多く、その分もあって、届くまでの不安感はかなりのものです。
たいていは二週間ぐらい待ちます。長いと二ヶ月ぐらいかかるものもあります。

また、入手できるタッチパネルの製造元などは正確には分かりませんので、同等品で動けば良いと割り切りました。

支払いについても不安でしたが、基本はpaypal払いですので、クレジットカード情報は、paypalへの登録のみで済み、個々の販売者には渡らないようです。

メジャーなスマホのタッチパネルの場合は、日本のamazonでも入手できるものもあるようです。


工具の準備


工具類
・ヒートガン
 家のドライヤーで代用することにしました。

 こんなのもありますが、まぁ、いらないでしょう。

・スマホ分解用の工具一式
 ・吸盤
 ・ギターのピックのようなもの
 ・こじ開け用のレバー
 ・精密ドライバー
これらもeBayで入手しました。
2ドル(送料込み)しなかったと思います。

・ピンセット
 手持ちのものを使いました。

・幅狭両面テープ
 eBayで入手しました。
 超薄型バームクーヘン。

こんなものも手に入るんですね。
幅は1mmか、2mmのモノを選択。
一生で使いきれません。
2ドルぐらい(送料込み)からあります。

eBayで発注したら、届くまでひたすら待ちます。
長いです。

そして、部品と工具が揃ったら修理開始です。


バックパネルの分解


まずバックパネルを外します。
ドライヤーを使ってバックパネルを温めます。
温めることで両面テープを剥がれやすくするようです。
温まったら、バックパネルに吸盤を貼り付けて、ゆっくり引っ張ります。
隙間ができたら、そこにピックを入れて両面テープを剥がしていきます。
ぐるっと一周する感じで焦らず、ゆっくり剥がしていきます。


バッテリーの取り外し


バッテリーのコネクターを外して、バッテリーを白いテープの部分を引っ張って剥がしていきます。
結構しっかり張り付いていて苦労しました。

メイン基板の取り外し


メイン基板についているコネクタを外していきます。
外れたら、メイン基板の4箇所のネジを外して基板を取り外します。
基板をこじるように外すので結構イヤな感じでした。
基板が外れるとLCDパネルのコネクターを外せるようになりますので、
外しておきます。


タッチパネルの取り外し


いよいよ、タッチパネルの取り外しです。
画面に透明テープを貼って、ガラスがバラバラにならないようにします。
画面をドライヤーで温めます。
温めたあと、画面を吸盤で引っ張って浮かせて、できた隙間にピックを入れて両面テープを剥がしていきます。
タッチパネルとLCDパネルはくっつけてあるので、LCDパネルの方を傷つけないように丁寧に剥がしていきます。
剥がれたら、タッチパネルとLCDパネルを分離します。

タッチパネルの取り付け

本体についている両面テープをきれいに剥がします。
LCDパネルは元の位置に戻して、その後、幅細両面テープをフレームに貼り付けていきます。
両面テープの剥離紙を剥がして、タッチパネルを貼り付けます。


背面パネルの取り付け

コネクタに気をつけながら、メイン基板をもとに戻していきます。
試しに電源を入れて動作を確認します。
問題なく動けばあとは、すべてのパーツをもとに戻して、背面パネルを両面テープで取り付けて終了です。


最後に


タッチパネルが復活して、しばらく使えそうです。
パーツさえ手に入れば、なんとかなるもんですね。
ただ、分解、組付けはそれなりに大変なので、おすすめできませんね。

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